■ 著者年譜 について

この著者年譜は、映画評論家、フランス文学者、元東京大学総長といった肩書を持つ蓮實重彥氏の経歴と活動を記録したものである。

作成にあたっては、下記の文献をもとに、蓮實重彥氏の著作や発言なども参照して大幅に追加している。

　●『表層批評宣言〈ちくま文庫〉』に掲載された自筆年譜（以下、この著者年譜において、「自筆年譜①」という。）

　●「國文學―解釈と教材の研究―」（第37巻第8号）に掲載された蓮實重彥自筆年譜（以下、この著者年譜において、「自筆年譜②」という。）

　●『｢私小説｣ を読む〈講談社文芸文庫〉』に掲載された年譜 (二○○○年代バージョン)（以下、この著者年譜において、「自筆年譜③」という。）

　　■ 著作年譜 について

この著作年譜は、蓮實重彥氏が印刷媒体に発表した著作を 壱、文語篇　弐、口語篇　参、譯語篇　肆、草野進篇　伍、外國語篇 に分類し、発行年月日順に配列したものである。

　　■ 著書目録 について

この著書目録は、蓮實重彥氏(草野進名義を含む)の著書を 壱、單著書　弐、共著書　参、翻譯書　肆、編書　伍、監修書　陸、外國書 に分類し、発行年月日順に配列したものである。

　　■ 参考文献目録 について

この参考文献目録は、日本国内において印刷媒体に発表された蓮實重彥氏に言及した文献を 壱、著者関連　弐、著作(個別)関連　参、著作(全般)関連 に分類、さらに 著作(個別)関連 については対象著書別に細分類し、発行年月日順に配列したものである。

編者・(略)歴程

1983年

｢ことの次第または映画であることの甘美な残酷さ─ヴィム・ヴェンダースの余白に｣ によって蓮實重彥を知る。以降氏の名前が印刷された雑誌類を探し回る日々が始まる。

1990年

浦西和彦編『開高健書誌』に触発され『蓮實重彥書誌』を纏めて出版することを曖昧に決意する。

2001年

四方田犬彦編『ザ･グレーテスト･ヒッツ･オブ平岡正明』のエンターテインメント性を見るにおよび編纂中だった『蓮實重彥書誌』の商品としての自信を無くす。

2002年

現在進行形の『蓮實重彥書誌』として公開と情報収集を兼ねてWeb版（本サイト）を開設する。

2014年

参考文献目録を増設する。

2019年

前年に行われた講演「「ポスト」をめぐって　――「後期印象派」から「ポスト・トゥルース」まで」を受け外國語篇を増設する。

2021年

著書目録を増設する。

金ヶ江 孝男

fwna3892@nifty.com